古き良き伝統と格式のイギリス車

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イギリス車といえば海外資本が注入されて、本国独自の車メーカーはないというのが現状。ですがこういった状況にあっても、一貫した理念には揺らぎがなく、イギリスらしい古き良き伝統と格式を重んじたデザインはいまだに健在です。またアストンマーティン・ジャガー・ベントレーなどからイギリス車=高級車と考える人も少なくなく、どちらかというと若い人よりも地位と名誉を得た世代に愛される傾向があります。あるいは世代を超えて長い時間愛され、モデルチェンジを経ても人気のあるクラシックのミニ、見ただけでロータスだと分かる奇抜なデザインのスポーツカーなど、実はイギリスでは自動車が産業の柱の1つであり、たくさんの車メーカーがあることはあまり知られていません。

変わらないスタイルというのがひとつの魅力でもあるイギリス車は、あまりモデルチェンジをせず、しても伝統あるスタイルが失われない程度であるため、いつまでたってもデザインを古く感じることがなく、また変わらないが故に逆に伝統を感じてしまうのです。イギリス車といえばウッド調パネルと本皮張りシートというイメージが浮かぶように、新しいモデルであったとしても、こういったインテリアを採用することで若い印象を与えながらも落ち着いた大人の風格を漂わせているのです。日本を始めとする世界各国ではAT車が周流ですが、イギリスはデザインだけでなく技術にも保守的であるため、MT車が多いのも特徴の一つだといえます。こちらのページに、イギリスにMT車が多い様々な理由が紹介されています。

AT車の運転に慣れてしまうとMT車の運転など面倒で…となってしまい、この点が問題となって日本での普及がイマイチであるようですが、慣れてしまえばAT車だと左手の仕事がないので、運転していても落ち着かない気分になるものです。特にMT車は踏み間違いが起こりにくく、燃費が良いのが特徴ですから積極的に昔憧れた輸入車であるイギリス車に挑戦してみるのも、大人ならではの楽しみです。

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