その友人とは、初めて会った時から乗っている車は「ベンツ」でした。地方から旦那の転勤のため引越しをしてきました。東京は、大きな環状道路などの道ではない路地は狭い道が多く、共通の友人の家へ行く時に初めて車を運転してきましたが、案の定狭い道でサイドミラーをぶつけておりました。ちょうど、その車は、5年も乗ったから、そろそろ買い替えると言ってましたが、次に選んだ車もベンツでした。国産車の中でも高級車と言われる車はたくさんあり、他の輸入車と国産車のさまざまな車種も比較して選択はしなかったのか聞いてみましたが、その友人は、「ベンツ」オンリーでした。

他の車種に乗るという選択はまったくなく、しかも、ベンツの中でも以前に乗っていた車種と同型のものを探しており、そして左ハンドルにこだわってました。最新の車種になると、以前に乗っていたクラスのものは右ハンドルになっているらしく、どうやら中古車から選ぶ他なかったようです。私なんかは、右ハンドルの車しか運転したことがないので、尚更、左ハンドルには違和感があり、運転しにくいと思うのですが、その友人は、左ハンドルに慣れているから、右ハンドルだと運転しにくいのだそうです。いつもの「慣れ」ということでしょう。

結局、以前に乗っていた車と同クラスで少しカラーが違って年代も違うものを購入できました。私の田舎になると輸入車に乗っている人の方が少ないので、街中を運転していると結構目立つものですが、東京などの都会だと、ベンツやBMWやアウディーなど数々の輸入車が多く走っております。珍しいものでもないくらいなのですが、それでも、国産車の方がやはり多いでしょう。

友人は、輸入車の中古車を都会で探す分にはすぐに欲しい車が手に入れられたようです。今では、インターネットなどで、遠く離れていても、欲しい車種を探して手に入れることは容易ですが、すぐに現物を見れる手軽さはやはり違うようですね。友人は、また新しい車に乗り換えを考えているようですが、それでもやはり、次も「ベンツ」なのだそうです。